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2017年6月14日(水)
CLIMB Factory株式会社と提携しました。
鍼灸整骨院を運営し、トレーナー事業を展開している株式会社ケイズグループとICTソリューションによるスポーツ現場の新しい可能性を創造するCLIMB Factory株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:馬渕 浩幸、以下 CLIMB Factory)は、業務提携を行ない、スポーツ競技団体、プロチーム、高校・大学等の部活動の学生などのスポーツ現場へのICTを活用したコンディションの地域連携を開始いたします。
1.背景
2020年東京五輪の開催が決定し、スポーツへの関心が高まる中、東京五輪出場を夢見てスポーツに打ち込む子供たち(=アマチュア選手)が増えています。一方、将来有望な選手に対して医学的知識を持ったトレーナーやコーチの数が足りず、選手たちが過度に負荷の高いトレーニングを行い、成長期の大切な時期にケガを負ってしまうなど、悔しい思いをするケースも増えています。現在、地域のケガの施術現場である鍼灸整骨院では、来院するまでの選手情報が入手しづらく、ケガの予防に対する効果的なアドバイスを提供するためのデータが不足しているという課題があります。
こういった課題を背景に、ケイズグループとCLIMB Factoryは、選手のケガ予防、鍼灸整骨院のデータ不足解消のための取り組みを開始いたします。ケイズグループはCLIMB Factoryの提供する選手管理システム「CLIMB DB」・選手の成長を効率的に支える部活動のマルチサポートシステム「Atleta(アトレータ)」を利用し、選手のケガに至るまでのコンディショニングデータ(=選手の朝の体調や体重の推移、練習による疲労感など、パフォーマンスに関わる選手情報)を自身のスマートフォンやPCを通して入手できるようになります。入手したコンディショニングデータをもとに治療プログラムを組み、ケガ情報や治療内容はすべて「CLIMB DB」・「Atleta」に蓄積されます。
既に「CLIMB DB」・「Atleta」を導入している学校の選手が近隣のケイズグループ店舗に行くと、コンディショニングデータを参考に指導を受けられるようになります。ケイズグループのスタッフはケガの状態、経過観察などを「CLIMB DB」・「Atleta」に直接書き込み、選手・学校側にフィードバックします。学校側は選手の状態を把握することができ、選手は何故ケガを負ったのか、これまでのコンディショニングデータをもとにケイズグループのスタッフからフィードバックを受けられるようになります。柔道整復師・鍼灸師などの国家資格を保有するケイズグループのスタッフは、コンディショニングデータを活用した治療を施すことで、選手のケガの予防とコンディション管理に努めてまいります。
2.今後の取り組み
今後は「CLIMB DB」・「Atleta」と連携したケイズグループ店舗を全国500店舗に拡大していき、選手のコンディションをデータで管理・共有することによって、地域の学校と地域のケガの施術現場である鍼灸整骨院が連携できるようにしていきます。また柔道整復師・鍼灸師がデータを活用した指導を行うことで、スポーツ選手のケガ防止に関するサポートを手厚くし、パフォーマンスアップ、メンタルサポート、栄養管理など、多方面からのアプローチを行います。
クラウドサービスとしての利点を活かし、今後はケイズグループ全体でサービスを利用します。選手のコンディショニングデータを参考にしながらケガ予防や治療プログラムの作成を行い、ひいてはスポーツ選手のコンディション管理からケガの予防、治療までを行うワンストップサービスの提供を目指します。
CLIMB Factory株式会社について
アスリートのコンディショニングデータやフィジカルデータを管理するデータベースの開発・運用を手掛ける会社として2009年に設立。筑波大学との共同研究により、トップアスリートやそれを支えるトレーナーが利用しやすいツールの開発を進め、現在ではトップアスリートに限らず高校、大学の部活動生や小中学生といったアマチュア選手も対象にセルフコンディショニングや怪我予防のためのツールとしてクラウドサービスを展開しています。
プロアマ問わず全ての競技者がパフォーマンスを最大に発揮するためのサポートを提供することで、スポーツ現場の新しい可能性を創造しています。
URL:http://www.climbfactory.com/