第12回(2016/7/22)経営計画発表会は何のためにするのか

こんにちは。
今回も皆様にお役になる情報をお伝えしていきます。

今日は、「銀行との付き合い方」について、お話したいと思います。
前回の
「銀行との付き合い方」のお話では、
「 いざという時に、どれだけキャッシュを準備できているか?」

「 常日頃から銀行から充分な融資を受けられる準備をしていますか?」
と、お話させて頂きました。

そもそも、どんな準備をしたらよいのか?

銀行からの求めに応じて、決算書や試算表を提出さえすれば、
充分な融資を受けられる準備と言えるのでしょうか?

答えは「 NO 」です。

銀行は、提出された決算書や試算表の「 数字 」
(これを定量情報といいます)

をもとに、融資をしてよいか?を判断します。

当然、決算者や試算表の「 数字 」(定量情報)が
芳しくなければ、銀行から充分な融資を受けることができません。

ですが、

提出した決算書や試算表には、社長のその仕事にかける「 情熱 」や、
そこで働く従業員の仕事にかける「 決意 」(これを定性情報といいます)
などは、当然書かれていません。

「 数字 」(定量情報)だけではわからない、
企業の「 可能性 」(定性情報)
を銀行にお伝えする、従業員の仕事にかける「 決意 」(定性情報)を
知っていただく機会が、「 経営計画発表会 」なのです。

  

< 第11回(2016/7/15)業績UPしつづける経営とは | 第13回(2016/7/29)進む方向を合わせる >